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H27/5/4 年金生活の認知症の親によりかかる子供

介護の押し売り

  次の事例は、自分の生活が破たんし生活が苦しくなった挙句、親の介護を理由に両親のところにむりやり転がり込んだケースです。
 両親とも多少の認知症はあるが、まだ夫婦で協力し自立できているため、まだ大丈夫といっているのに、子供が親の介護の名のもとに、押しかけ親の年金によりかかる!このような事例が増えています。 

 夫が80際になったときから認知症の症状が出始めましたが、妻の支えで生活は自立できていました。
 ところが、東京の大手出版社に勤務する長男が、高給をとりながら、
職業がら生活が派手で金遣いも荒かった。会社が好調なときはよかったが、やがて出版不況から会社もリストラ策をとらざるを得ず、その会社の早期退職の提案を受け入れて一時金を手にして退職してしまいました。
 長男はこれ以後就職しようとせず、挙句の果ては両親の介護を理由に親許に転がり込んでしまいました。

 年金生活で何とか生活がなりたっていたものが、息子が入ってきたためにたちまち経済的に行き詰まってしまいました。

 そうこうするうちに、やがて妻にも認知症の症状があらわれるようになりました。こうなると、はじめは押しかけ介護のため必要ないから出て行ってくれと言っていた両親も、息子に頼らざるを得なくなってきました。

 まわりは公的介護を受けるよう勧めましたが、息子と同居しているため、公的介護を十分受けることが難しいことがわかりました。

 息子は、もとより親の介護が目的で帰ってきたわけではないので、十分な面倒を見る気はありませんでした。次第に認知症の症状もさらに進行し、いままで以上に人の助けが必要とされるなか、十分な世話はうけられません。

 その後の夫婦の暮らしぶりは、「何カ月も入浴できず、適切な食事もとれず、ネグレクト(介護放棄)状態で続きました。」

 近所などからの通報で、自治体もこの家の異変に気づき、自治体職員が息子の留守を見計らって家に入り、夫婦の保護に踏み切ったものです。

 夫婦の預金はほとんど消えていました。毎月の年金は息子がパチンコや飲み代の消費していました。
 夫婦はいま、自治体などの支援を受け、同じ老人ホームに入っています。それでも息子は同じ家に住み続けています。いくところがないからです。

 このような状況にあっても、いまでは、夫婦からは「息子は優しくてよく面倒をみてくれる」
「昔からしっかり者でしたの」などと、息子を非難することもなく感謝している様子だった。

 両親が要介護状態にあることをいいことに、自分の生活も維持できない実の子供が、両親の年金と財産をあてにして、よりかかるケースはこれからますます増えてくるものと思われる。

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